能力開発とWell-being対策セミナー

能力開発とWell-being対策セミナー

企業・組織の成長発展と競争力の向上には、個人の能力を引き出し、伸ばすことが不可欠です。そして、そのためには、心身ともに健康であることと職場の対人関係が良好であることが大前提です。Dr.Ridente株式会社では、精神科医による能力開発とメンタルヘルス対策のセミナーを通して、社員さん方のWell-beingと生産性向上、健康増進を強力にバックアップ致します。セミナーのテーマ(例)は、下記の通りです。企業様のヒアリング結果をもとに、ニーズに沿って御提案致します。セミナーの中心は、対人関係の心理学です。セミナーの継続で、参加者の方々の自己理解、他者理解、人間理解が深まり、社内でのサポートも円滑に進むようになります。セミナーは、社内カウンセラー・サポーター養成の一環としても提供しております。

(セミナーは、代表種市が、私立大学心理学部で公認心理士さんの養成講座の内容に、ビジネス視点を加え、法人向けの社内カウンセラー養成講座としても提供しています。)

<全社員さん>

・ストレス対策①認知行動療法
・ストレス対策②睡眠とマインドフルネス瞑想
・対人関係の心理学①~傾聴・心理的安全性~
・対人関係の心理学②~心のメカニズムを理解する:人の基本的欲求~
・対人関係の心理学③~心のメカニズムを理解する:行動のシステム・内発的動機づけ~
・対人関係の心理学④~アンガーマネジメント~
・対人関係の心理学⑤〜信頼:自己信頼と他者信頼〜
・対人関係の心理学⑥〜勇気と勇気づけ〜

 <経営層・管理職・人事労務担当者>

・労災リスク対策〜トラブルの未然防止〜
・部下を持つ人のためのメンタルヘルスの基礎知識
・大人の発達障害の基礎知識~ハラスメントを防ぐために~
・自閉症スペクトラム症・ADHDの方への理解と対応
・部下を持つ人のためのストレングスファインダー活用法
・職場におけるアンガーマネジメント
・離職防止のための人間理解〜本気の離職防止に繋げる〜

 <自己啓発や能力開発に関心のある社員さん向け>

・自分の知らない自分に気づく自己発見メソッド①~自分で出来る精神分析~
・自分の知らない自分に気づく自己発見メソッド②~交流分析~
・ストレングスファインダー活用法

オンラインセミナー

対人関係の心理学セミナー(全社員)

仕事のストレスの8割は、対人関係によるものと言われます。本セミナーでは、グラッサー博士の選択理論(人の基本的欲求・内発的動機づけ・行動のシステム)等をベースに、対人関係の心理学の基礎的な知識とノウハウを学び、職場全体で人間心理に関する共通認識醸成に繋げます。

ハラスメント対策セミナー(経営層・管理職・人事労務担当者)
ハラスメント問題の本質は、愛と思い遣りの不足です。愛と思い遣りの不足すると、人は心を閉ざします。周りの人に対して心を閉ざすこと、つまり心のブロックは、当然ながら、仕事の生産性に影響します。職場における心理的安全性が高くオープンな心であれば、生産性も高くなり、心理的安全性が低くブロックされた心であれば、生産性も低くなります。こうした心理的安全性による生産性への影響は、Googleの調査でも示されている通りです。                            ハラスメントの多くはグレーゾーンの問題(受け止め方や対人関係での価値観の違い等)ですが、問題を長引かせたり放置すると休職等に発展してしまうこともあります。また、深刻なハラスメントの場合、加害者、被害者側に精神疾患や発達特性の問題が関係していることもあり、医学的立場から対応が必要な場合もあります。本セミナーでは、加害者にも被害者にもならないために、対人関係やメンタルヘルスに関する基礎的な知識と具体的な対策を学びます。ハラスメント対策に関しては、本セミナーだけでなく、セカンドオピニオン等、ケースに関する個別のコンサルティングも行っています。

睡眠・坐禅・マインドフルネスセミナー(全社員)

勤労世代の睡眠に関する代表的な困りごとは、“朝起きられない”“朝も疲れが取れていない”“なかなか寝付けない”です。睡眠の問題を解決するだけで、日中の気分や生産性も改善します。そして、こうした睡眠関連の問題は、8割以上は知識と生活習慣の見直し等で解決します。一方で、なかなか解決せず、医療機関での支援が必要なこともあります。ですが、本セミナーの受講者の多くの方は、睡眠改善・向上に成功されています。セミナー後、就寝前に坐禅・マインドフルネスを実践し、睡眠や気分の安定等、効果を実感する方も多くおられます。本セミナーでは、睡眠に関する困りごとの解決に繋がるよう、セミナー後の個別アドバイス等も行っています。

大人の発達障害セミナー(経営層・管理職・人事労務担当者)

社会的不適応・メンタルヘルス不調を繰り返す社員さんで、発達障害(ADHD:注意欠如多動症・ASD:自閉症スペクトラム)とされるカテゴリーの方がおり、職場でも社会でも問題になっています。もちろん、発達障害といっても、仕事や環境とのマッチングの問題のことも多く、その方の強みを活かせれば、大活躍することもあります。一方、あらゆる手を尽くしても職場適応が難しいケースもあります。そうした難しいケースであっても、本人にとっても、組織にとっても、双方が納得し、深刻なトラブルにならないよう適切な対応が必要です。本セミナーでは、発達障害に関する基礎知識と対応方法を学び、実際の現場で起きている問題の解決に繋げます。

ストレス対策としての認知行動療法セミナー(全社員)

認知行動療法は、考え方の幅を広げることによって、気分の改善・向上を図る方法です。これまでの様々な調査研究から、認知行動療法がうつ病の改善や予防になることが示されています。また不眠や不安の改善になることも報告されています。本セミナーでは、ストレス対処スキルとして認知行動療法を習得し、不調の予防に繋げます。

メンタルヘルスの基礎知識セミナー(経営層・管理職・人事労務)

経営層の方、管理職の方にとって、メンタルヘルス不調について、どのくらい知識と対応のノウハウを持っておられるでしょうか?メンタルヘルスに関する基礎的な知識があれば、もし周りの人の不調になっても早めに気づきやすくなります。コロナでリモートワークになったことを機に、心身ともに好調になる方がいる一方、不調になる方もおられます。本セミナーでは、メンタルヘルスに関する基礎知識や対応方法を学ぶことで、不調の予防と重症化防止について繋げます。

安全配慮義務(健康配慮義務)・労災リスク対策セミナー(経営層・管理職・人事労務)

経営層の方、管理職の方にとって、安全配慮義務(健康配慮義務)・労災リスクについては、知らなかったでは済まされない事項です。経営層の方、管理職の方が、労災や民事訴訟について意識するだけで、職場での安全対策は違ってきます。もちろん、大切なことは、法令遵守もさることながら、リスク対策を行うことで、社員さんの健康と安全を守り、会社の継続的な成長発展に繋げていくことです。本セミナーでは、安全配慮義務(健康配慮義務)と労災・民事訴訟・労働契約上の信義則等、基礎的なことを学ぶとともに、社員さんの健康と安全を守り労災や民事訴訟防止に繋げます。

成長への欲求を活かすこと

<マズローの欲求の5段階>を聞いたことがある方はおられることと思います。でも、聞いたことがあることと、活用できることは違う場合も多いものです。マズローの欲求の5段階は、「人は、自己実現に向かって絶えず成長する」という仮説を基に、<成長への欲求>を理論化したものです(図)。

最下層は、生理的欲求で、食事や睡眠等で、生命維持のための欲求とも言えます。何日も食事が取れなかったり、睡眠が分断され続けたりすると、生命維持にも影響してしまいます。
安全の欲求は、経済的安定、健康の安定です。経済的な心配、病気や事故の心配がないセーフティネットへの欲求でもあります。お金や健康の心配があると人生を楽しめなくなってしまいます。
社会的欲求は、愛の欲求とも呼ばれ、誰かの役に立ちたい、仲間を得たい、コミュニティに所属したいという欲求です。孤独で、どこにも所属できない状況になると、健康な感覚は失われてしまいます。
承認・尊重の欲求は、他者や集団に受け入れてもらいたいという欲求です。そして、この承認の欲求は、他者からの承認だけでなく、自分自身に対する承認の欲求とも関連します。すなわち、他者と上手く行っているかどうか、自分と上手く行っているかどうか、自分もOK、他者もOKと言えるかどうかです。自己承認は、自己肯定感とも言えます。
自己実現の欲求は、その人の本来持つ潜在的な能力、可能性を発揮したいという欲求です。忙しいけれど、成長出来ている実感がない、という方の場合、この自己実現の欲求に課題を抱えている可能性があります。
最上層の自己超越は、自我のとらわれが無くなった、無我の状態、心の平安、マインドフルネスと呼ばれる状態です。

マズローの欲求の、安全の欲求、社会的欲求、承認・尊重の欲求、自己実現の欲求には、全て対人関係が関わってきます。安全の欲求についていえば、経済的な問題が起きたり、病気になったりすると、家族や職場の人との関係にも影響してきます。社会的欲求については、職場でコミュニケーションがうまくいかないと、疎外感、孤独感が強くなるでしょう。承認・尊重の欲求については、強過ぎる場合、対人関係に支障を来してしまいます。自己実現については、(天才とされる人でもない限り)一般的に一人で自己実現を達成出来るものでもなく、誰かの助力があってなされるものです。
精神科医の役割は、不調に陥った方への援助はもちろんのこと、病気の予防や健康の保持・増進、さらには、その人の能力と幸せの最大化に貢献することだと思っています。そのためには、一人ひとりの価値観、その人が大事に思っているものを尊重し、成長への欲求が満たされるようにすることだと思います。自分の価値観、相手の価値観、職場で共有する価値観の共有部分を最大にする方法を、企業経営者の方や社員さんの方々との話し合う時間は、喜び溢れる豊かな時間です。“仕事を通してどれだけ成長できるか” 働く皆様が、仕事を通して、職業人としても、人としても、成長し自己実現し、素晴らしく豊かな人生を送れるよう、誠心誠意、応援致します。

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